干潟の生き物・博多湾の干潟!
干潟の恵み、生物が多様に育む。
クロツラヘラサギと友達になろう!
絶滅危惧種の鳥が福岡の干潟に。
面白い世界がたくさんある。
干潟で遊ぼう。
7時30分に福岡の貝塚駅を小型バス(25名)で出発。バスの中では、ネイチャーゲームや干潟関連のクイズなどでテンションが上がったまま、9時00分に、北九州市・曽根干潟の朽網川河口に到着しました。
カブトガニ観察会(主催/東朽網まちづくり協議会、水と緑の美化プロジェクトなど)に参加しました。
着いた時にはすでに2〜3のつがいが水際で産卵している様子を観察できました。途中海岸清掃もしながら、あちこちで「こっちにいるよ〜」、「泡が見えるよ〜」などの声が行き交い、最終的には6〜7つがいを見るとができました。子どもたちはもちろんですが、大人たちも目の前で展開される数億年のロマンに感動していたようです。
観察会の途中で、伊万里高校生のカブトガニ調査の発表や、福岡の城東高校生の和白干潟の研究発表、ガタレンジャーの活動発表がありました。炎天下の中、みなさん熱心に聞いてくださっていたのが印象的でした。
その後、ガタレンジャーたちは、そばの貫川河口にある小さな「カブトガニ自慢館」に移動して、もっと身近にカブトガニに直接触れる体験を楽しみました。カブトガニの尻尾(?)をひっぱたり、泳ぐ時の足の動きの複雑さを目の前で見て、子供も大人も大はしゃぎでした。
さらに北に移動して、曽根臨海公園で昼食と休憩で一息ついて、公園下の干潟へ降りて行きました。アシ原に入ると湿気がすごくて一段と暑く感じました。それでもすぐに、シマヘナタリやクロヘナタリ、フトヘラタリなど、和白干潟ではほとんど出会えない生きものたちと出会うことができました。シオマネキやチゴガニもすぐそばで見ることができて、とても楽しかったのですが、何と言っても暑さには勝てずに30〜40分で引き上げました。帰りのバスの中で全員の感想なども聞きたかったのですが、ほぼ全員がぐっすり寝ていました。
15時30分、福岡へ無事戻りました。
今回のカブトガニ観察会では、曽根干潟の高橋俊吾さんに準備段階から当日の解説まで大変お世話になりました。また、カブトガニ自慢館では現地の戸田收さんに優しく説明をしていただきました。昨年は佐賀県鹿島市の有明海、今年は北九州市の曽根干潟。両方とも和白干潟とは全く違った環境の干潟です。ガタレンジャーたちにはとても良い学習機会になったと確信しています。
今回、私たちの活動の中で撮りためた、和白干潟の生きものや風景、子供たちの活動などの写真を一冊のブックレットにまとめました。 貴重な生物や、あまりみなさんに知られていない生物もたくさん掲載しました。 和白干潟との初めての出会い、知らなかった表情、風景など新しい出会いを体験する機会になれば幸いです。
この写真集ではあえて図鑑のような説明は入れていません。生きものたちのいろんな表情を見ていただき、“不思議感”や“初めて感”を大切にして「干潟に行ってみたい」と思ってほしいと考えました。
和白干潟は大都市の中の干潟で、たくさんの開発や人口増加の中でもしっかりと自然の豊かさを残してきた干潟です。
今こそ和白干潟の魅力を再発見して欲しいと願っています。
ご希望の方はE-mailでお申し込みください。 1冊200円(送料別)で配布します。 申込先/ cocontei-matsu@nifty.com (松本)
ウエットランドフォーラムは、東アジアの渡り鳥の渡来地を守るため福岡市の博多湾アイランドシティ埋め立て地の湿地再生のための野鳥公園の提案と和白干潟の改善や保全の活動を行っています。
和白干潟の図鑑はこちらから
和白干潟の子ども調査隊 ガタレンジャー
和白干潟(干潟そのものも含めて)の楽しさや感動を子ども目線で情報発信しています。 小学4年生からの隊員を募集しています。
ガタレンジャーはこちらから
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